誤訳の産地

誤訳してました。
英語の勉強を始めてから、小説でも読んだらいいんじゃないかとサリンジャーの短編を読んだ高校生のときを思い出しました。
意味をとりながら、主人公は誰なのか、何の話なのかを探っていく冒頭の場面は、いちばん誤訳が多い場所だと思います。

最後まで全部訳して初めて、トリッキーな冒頭にする必要を感じたり、訳者ならではの物語に沿った冒頭文をつづることができます。
今回も見事に冒頭からまちがいです。

どうやって直そうかと思いましたが、過去記事には取り消し線を引いて、正しい文章を書いてみようと思います。
全体が見えたところで、まとめてアップすることも考えようと思います。

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今回文章を読みすすめながら、主人公が誰なのか、タイトルの「フランチシェク」はどの人物なのか、だんだんわからなくなってきましたが、最初が間違えていたのです!

フランチシェクについて「キノコ狩り」さんが一人称で語っているのでした。

冒頭でキノコ狩りさんの名前がフランチシェクだと思ってしまったばかりに、2章で二人が語っている場面が出てきてめんくらいました。